当診療所について
ご挨拶
にじいろ心の診療所 院長
角友 佑豪
地域の皆さまが七色に輝く虹のような笑顔になっていただきたい、地域の皆さまの"心"が七色の虹の先に広がる澄みわたった空のように清々しいものになっていただきたい、という願いを込めて「にじいろ心の診療所」と名付けさせていただきました。
高松市民の皆さまに愛されている「レインボーロード」のすぐ近くで、おなじ"虹"を冠する「にじいろ心の診療所」を開設できたことはひとつのご縁と考えております。
レインボーロードは「光」「水」「花」「風」のプロムナードにわかれていますが、地域の皆さまの「心」のプロムナードとして末永く愛される診療所を目指して参ります。
経歴
略歴
2012年 | 香川大学医学部医学科卒業 |
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2012年 | 大阪府済生会中津病院卒後臨床研修センター 研修医 |
2014年 | 香川大学医学部附属病院 精神科神経科 医員 |
2015年 | 医療法人社団以和貴会いわき病院 |
2018年 | 香川大学医学部附属病院 精神科神経科 特命助教 |
2020年 | 医療法人社団以和貴会いわき病院 医局長 |
2025年 | にじいろ心の診療所 院長 |
資格
- 日本精神神経学会認定 精神科専門医日本精神神経学科
- 日本精神神経学会認定 精神科専門医制度指導医
- 日本認知症学会認定 認知症専門医
- 日本認知症学会認定 認知症専門医制度指導医
- 日本老年精神医学会認定 老年精神専門医
- 日本老年精神医学会認定 老年精神専門医制度指導医
- 日本医師会認定 産業医
所属学会
- 日本精神神経学科
- 日本認知症学会
- 日本老年精神医学会
- 日本臨床精神神経薬理学会
指定医
- 精神保健指定医
幼い頃の私は喘息を患っていたこともあり一年のうち半分は学校を欠席するほど病弱でした。友だちに会うこともできず自宅と病院を行き来する日が続き、幼いながらにも心が締め付けられるようなつらい思いをしていたとき、医療に携わられている方々にたくさんの温かい言葉をかけていただき乗り越えることができました。
多くの方々からたくさんの温かい言葉をかけていただいたことで幼少期のつらい日々を乗り越えられたように、今度は私がつらいお気持ちでいらっしゃる方々のお力になってご恩を返していきたいという思いから医師として医療の道を歩むことを決意いたしました。
香川大学の医学部医学科を卒業した私は臨床研修制度のもと大阪府にある済生会中津病院の卒後臨床研修センターで研修に励むことになりました。
済生会中津病院は最新の治療の導入や情報などがはやく症例数が多いことで有名でした。また、済生会中津病院の卒後臨床研修センターは研修プログラムが充実していたことと研修医の先生方の印象がよかったこともあり研修先に選びました。
初期研修で配属された精神科の研修先は関西でも有数の重症な方や緊急度が高い方の治療を行う急性期病院でした。毎日、多くの方が外来で診察に訪れ入院される方も多く研修医として忙しくも数多くの症例に接することができて充実した日々を送っていました。
おなじ疾患を抱えられている方でも症状の訴えがおひとりおひとりで違ったこと、入院されて間もない頃は話も出来ないほど症状が重い方が治療によって回復されると穏やかに話が出来るようになり、最後には家庭や職場など社会に戻られていく過程がとても印象的でした。
後期研修では専門医制度と呼ばれる制度に沿って専攻分野を決め、初期研修よりも高度な知識と技術を習得に励むことになります。目に見えない心の病気のため医者によって異なる診断がくだされることもあり私に精神科医が務まるか不安もありましたが、初期研修で配属された精神科での印象が色濃く残っていたこともあり精神科を選択しました。
研修を終えて精神科医として患者さま一人一人と時間を取って丁寧な診察を行う必要があると考えた私は、生まれ育った場所でその土地の県民性や生活の特徴なども分かっているので生活も仕事もしやすく、診療や治療の基本、鑑別診断から診断確定に至るまでの考えが大学病院の方がしっかりしていると考えて、香川大学の医学部附属病院にある精神科神経科に入局しました。
香川大学医学部附属病院と医療法人社団以和貴会いわき病院では数多くの患者さまと向き合って参りました。香川大学医学部附属病院では特命助教という立場で微力ながら後進の育成にも励んで参りました。医療法人社団以和貴会いわき病院では医局長という立場で職種が異なる医療関係者の橋渡し役や病院の運営にも携わって参りました。
香川大学医学部附属病院と医療法人社団以和貴会いわき病院での勤務は毎日が勉強でやりがいを感じていましたが、研究や教育などのアカデミックな分野よりも患者さまと接することができる臨床により多くの時間を割きたいという想いが日増しに強くなってきました。また、長期の入院が必要になり転院されていく患者さまも少なくなく最後まで治療に関わることのできないもどかしさも感じていました。
「患者さまの診察により多くの時間を費やすにはどうすればいいのか」「患者さまの治療に最初から最後まで関わるにはどうすればいいのか」と考えたとき、「開業医になる」という結論にいたるまでにさほど時間はかかりませんでした。
開業にあたり物件を探していたところレインボーロードのすぐ近くで物件が貸し出されていました。少し手狭な物件であったことから契約をするか悩みましたが、開業医になると決めたときにはクリニックの名前を「にじいろ心の診療所」にすると決めていました。おなじ「虹」を冠するレインボーロード沿いで「にじいろ心の診療所」を開設が行えることはなにかの巡り合わせではないかと思い、高松市松縄町で開設することにいたしました。
クリニックの風景
外観





待合室




診察室



設備

初めて診察をされる方で問診票のご記入がまだお済みでない方は、受け付け台に問診票をご用意しております。待合室にご用意しているお席にお座りになり、ご予約のお時間になる迄にご記入になってお待ちください。


医師

